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前回説明した「単語」と、それを二つに大別した「自立語」「付属語」の定義は大丈夫ですか?「自立語」は単独で意味をもつ単語、「付属語」とは「自立語」にくっついてはじめて意味をなす単語でしたね。それでは、その定義に基づいて「文節分け」を説明していきます。
【「文節」とは?】
まず、教科書的な「文節」の定義を見てみましょう。
・文節とは、最小限の意味の切れ目である。
・一文節は一自立語で構成される。
・一文節には、必ず一つの自立語を含む。
・一文節には、一自立語しか含まない。
・付属語は、全て自立語に付属して一文節を構成する。
など。
で、受験生は
「何を言ってるんだ???」
となります。
前回の「自立語」「付属語」の定義がわかればカンタンです。
「付属語」は「お助けグループ(助詞・助動詞)」、それ以外は「自立語」でしたね。
【カンタンな「文節分け」】
・「お助け(助詞・助動詞=付属語)」以外はすべて一文節。
・「お助け(助詞・助動詞=付属語)」は一語だろうが、二語、三語だろ
うが、全て上の自立語にくっつける。
これで「文節分け」はオシマイ。
例:私はご飯を食べる。
「は(助詞)。」
「を(助詞)。」
では、意味が分からん。
/文節/=「 私(名詞)は(助詞) / ごはん(名詞)を(助詞) / 食べる(動詞)。」
「お助け以外(自立語)は一文節」「お助け(助詞・助動詞=付属語)は上の自立語にくっつける」
大丈夫ですか?「私は」「ごはんを」って、ちゃんと意味が通じますね。それが「最小限の意味の切れ目」ということです。これよりさらに分けると、さっきの
「は」…?
「を」…?
みたいなことになってしまう。
それでは、実際に古文でやってみましょう。
例:「その女、いとかなしく思ひにけり。」
↓
/文節/=「そ(代名詞)の(助詞) / 女(名詞) / いと(副詞) / かなしく(形容詞) / 思ひ(動詞)に(助動詞)けり(助動詞)。」
できましたか?
最終的には、「文節分け」は、受験生、最後のヤマ場、和歌の「掛詞」に決定的にからんでいきます。
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